本気だからねっ!
「好きにして。私には関係ないことだから」
そう言って委員長はどこかに行ってしまった。
「………杏乃あのね、杏乃が実行委員で忙しい間、一番頑張って進めてくれてたの委員長なんだ。
杏乃初めさ、あんまり実行委員になることに乗り気じゃなかったじゃん?
だけど杏乃が張り切って仕事するようになって、みんな杏乃のことすごい!って言ってたの。
それと同時に、委員長が物凄く頑張りだしてね。
『杏乃が頑張ってるのに、私たちだけやらないのは駄目だよ!』って、みんなに呼び掛けてさ。
でも実際、準備って面倒じゃん?
みんなも、当日楽しむならいいけど準備はな〜、って言ってて……。
それでこんな感じになっちゃったの。
でも、委員長のこと悪く言わないであげて。本当に一番頑張ってたの委員長だからさ」
そう言ったのは文化委員の美月(ミツキ)。
「そうそう。だから、委員長のこと責めないであげて」
こっちは文化委員の彩(アヤ)だ。
「委員長は責めないよ。悪くないってわかってるから。でも、準備を手伝わないみんなが許せない」
そう言って委員長はどこかに行ってしまった。
「………杏乃あのね、杏乃が実行委員で忙しい間、一番頑張って進めてくれてたの委員長なんだ。
杏乃初めさ、あんまり実行委員になることに乗り気じゃなかったじゃん?
だけど杏乃が張り切って仕事するようになって、みんな杏乃のことすごい!って言ってたの。
それと同時に、委員長が物凄く頑張りだしてね。
『杏乃が頑張ってるのに、私たちだけやらないのは駄目だよ!』って、みんなに呼び掛けてさ。
でも実際、準備って面倒じゃん?
みんなも、当日楽しむならいいけど準備はな〜、って言ってて……。
それでこんな感じになっちゃったの。
でも、委員長のこと悪く言わないであげて。本当に一番頑張ってたの委員長だからさ」
そう言ったのは文化委員の美月(ミツキ)。
「そうそう。だから、委員長のこと責めないであげて」
こっちは文化委員の彩(アヤ)だ。
「委員長は責めないよ。悪くないってわかってるから。でも、準備を手伝わないみんなが許せない」