本気だからねっ!
「や、気にしないで………」

「……よかったら、話聞くよ?」

「………聞いてくれる?」

「もちろん!どっか寄ろっか」

「うん……」


そしてあたしたちは学校を出て、そのままアイスクリームショップに寄った。



「でね、おかしいと思わない?」


あたしは今までの経緯を話して、自分の考えを聞いてもらっていた。


「なんで?よかったじゃん!」

「よくないよ!だってさ、おかしいじゃん。ほぼ初対面でいきなり告白とかするかな?」

「あんたしたじゃん」

「あっ……あたしは別だもん。それにっ!」

「それに?」


「……あたしは元々瑞模君好きだしさ。いきなり告白しても変には思わないじゃん。
あー、あの子瑞模君好きなんだー、で終わるじゃん」










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