本気だからねっ!
「そうだよ。大丈夫。確かにぼーっとしてるのはよくないけど、そんなの誰にだってあることだし。うん、大丈夫!」


そう言ったのは生徒会長さん。


それにみんなが便乗していって、みんなが口々にあたしに言葉をかけた。


「みなさん………。ありがとうございます!本当にすみませんでした!」


「だからもういいって。席に着いて?」


「あっ、はい……」


「ちょっと待って!!」


あたしが席に着こうとしたときに、女の先輩にとめられた。


「私は認められないわ。謝って済むなら警察は要らないのよ。本当に自覚があるのか確かめさせてもらうわ」


「おい、もういいだろ」










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