本気だからねっ!
「ごめんね。なんにも出来なくて……。できるだけはやくなんでも出来るように頑張るから!」


「うん。俺も応援してるから」


そんな話をしながら、あたしたちは残りの仕事を進めていった。


1時間くらいたち、ふと時計を見ると7時になっていた。


「うそ!?もう7時!!?」


「えっ?ほんとだ。外真っ暗」


段々日が短くなってくるこの季節。
まだまだ暖かいといっても、秋になってくると今まで明るかった時間帯が暗くなったりする。


「今日はもう引き上げようか。片付けと帰る準備して」


静原先輩がそう言い、みんなは片付けを始める。


あたしも作業していた手を止めて、片付けに取りかかった。


「まだ出来てないのある?」










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