1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
「そっか」


「ごめんなさい…(貴方は待ってくれているのにね…)」


「無理なんてしなくていいよ。急いで思い出さなくていいんだ」


「えっ…でも…(貴方は待っているんでしょう?

私が早く思い出すことを…、望んでもいるんでしょう?)」


「本当にいいだんだ、急がなくても。お前の体のほうが大切だから」


「///(優しいのね…ー///)」


また、優しい笑みと言葉に胸が高鳴る。


どんどん加速していく。


どうしてだろう。


私、この優しい笑みを知っている気がする。


幼なじみだから、当たり前なのかもしれないけど、何かそれ以上のものが…。

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