1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
「…まだ、俺が怖いよな。ごめんな、今日はもう帰るよ」


赤面しているのを知られるのが恥ずかしかっただけなのに、誤解させちゃったっ…。


本当は、違うの…。


違うのよ。


本当は…まだもう少し、一緒にいて欲しいの。


でも、そんな声は何故か出すことが出来なかった。



そのまま涼雅は愛夢に背を向けて出て行こうとした。



待って!!


行っちゃヤダッ!!


でも、声に出せない…臆病な私…。


勇気を出さなきゃ!!


もう、変わらなきゃ!!

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