1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
「いいよ」


「えっ?」


「そうやって呼んでいいよ。その方が愛夢に近付けた気がするから。

お前との距離が縮まった気がするしな。(早くお前との遠い距離をなくしたいんだ)」


「うん、ありがとう!!…ねぇ、涼くん?」


「ん?]


涼くん、か…。


さっきはああ言ったけど、早く前みたいに呼んで欲しい。


でも、進歩はした方だよな。


自分から進んで呼ぼうとしてくれたみたいだし。


「最近ね、怖いの…。夜になるとね…、凄く怖くて、怖い夢ばっかり見ちゃうの。

何を見たかは覚えていないんだけど、朝起きると必ず泣いた跡が残ってるの」

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