1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
そう言われたけど、やっぱり少し不安…。


でも、教室へ入るとその不安は一気に吹き飛んじゃったんだ。


なぜなら…ーー、


私が教室に入ると一斉にクラッカーが鳴らされた。


そしてみんなが一斉に、

『お帰りーっ!!』

と言って出迎えてくれたんだ。


それを聞いて、嬉しかった…。


涼くんが言った通り、本当に優しい人ばかり。


と言うことがあったからなんだ。


「愛夢、お帰り」


「えっと、た、ただいま。えっと……(この女の子って確か…)」


「あっ、ごめんね。私は」

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