1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
「伊仲 芽美(いなか めいみ)ちゃん、よね?」


「えっ、うん」


よかった、間違ってなかった。


「香菜に教えて貰ったんだ。写真を見せてくれて、それで覚えたんだ」


「そっか~、またこれからよろしくね、愛夢。私のことは芽美でいいよ」


「うんっ!!」


そんなこんなで時間はあっという間にすぎるものでもう放課後。


病院にいた時は凄く長く感じたのに、今は凄く早く感じる。


「帰ろう、愛夢」


「あっ、うん、待って。じゃあみんなまた明日ね~っ!!お待たせ、涼くん。行こっ」


「あぁ」


「香菜は帰らないの?」

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