1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
「だって、涼雅さまが私たちのクラスにいるのよっ!?」


「芽美…(そうだった…みんな、芽美も涼雅くんのファンだったわ…)」


「本当、もう夢みた~いvv」


「(あーぁ、また語尾にハートが…。目までハートに…。

まぁ、その気持ちも分からなくもないけどね)」



そんなことを思う香菜だった。





それから、だんだんと愛夢は学校へ慣れていった。


しかし学校に慣れても愛夢はいつも涼雅と一緒。


いつもと言っても、お昼は香菜も含めて3人。


登下校、たまに移動教室を共にするくらいだった。


そんな風に過ごしていたのだ。

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