1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
「どうしてもか?」


とジリジリト私に迫って来る先輩に恐怖を感じた。


「はい…、ごめんなさい…」


「俺がこれだけ君を想っても?」


「ごめんなさい」


「ならさ、キスしてよ」


「えっ!?」


「そうしたらキッパリと諦めてやるよ」


そう言うと、またジリジリ迫って来た。


遂に私はフェンスにまで追い込まれてしまった。


追い込まれると、先輩は顔を近付けて来た。


「(やっ!!怖い…誰か助けてっ!!涼くん、助けて、涼くんっ!!)」

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