1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
[涼雅side]


「う……ん」



俺はもう少し経ってからその場を離れることにした。


なぜなら、まだ愛夢が震えていたからだった。


そして、抱き締めていた腕を解き、

愛夢の手を引いて近くのベンチへと移動しそこに座った。




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「よし、帰ろうか」


「…」

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