1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
*崩れた幸せの時間
付き合い始めて、約2ヶ月が経とうとしていたそんなある日の出来事だった…。


この日が私たちを変えてしまう運命の日だとはこのとき、

まだ誰も知らなかったんだ…。



「愛夢、今日先に帰っててくんないか?」


「えっ、どうしたの?」


「普通科の先生に呼ばれてるんだよ」


「えっ、どうして?涼くん何かしたの?」


「んなわけねぇーだろ。なんか生徒会の誘いが来てんだよ。その話だってさ」


「えっ!?生徒会っ!?」


「あぁ。なんか話が長くなるっぽいから先に帰っててくんない?」


「ヤダ…」


「え?」

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