1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
あの時、何かが弾ける感じがした。


気のせいだと思ったけど、それはやっぱり気のせいではなかったんだ…。


そのことに気付くのは私が次に目覚めたときだったんだ。





頭痛に襲われた私はそのまま意識を手放し、その場に倒れてしまった。



倒れた愛夢はたまたまそこを通り掛った普通科の生徒によって発見された。


その生徒は急いで先生を呼び、愛夢はそのまま保健室へと運ばれた。


勿論、大騒ぎになったのは目に見えていた。


特に、大騒ぎだったのは、男子生徒だった。


普通科も、外国語かもだったのだ。


人が倒れたことで大騒ぎになったことも1つの理由だったが、

実はもう1つの理由があったのだ。

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