1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
愛夢は可愛く、見た目がか弱く守ってあげたくなる存在として、

男子生徒に大人気だったのだ。


そして、一部の若い先生にも想いを寄せられていたのだ。


その人気は御三家ほどだった。


愛夢は通称、白桃の君。


白い桃には、純真、人柄の良さ、

そして…あなたに心を奪われた、恋のとりこ、あなたに夢中、などの意味があるのだ。




これは、男子生徒たちの想いなども込められているため、

白桃、桃の君という名が付けられていた。


しかし、これに愛夢はまったく気付いていなかったのだ。


このような理由があったため、愛夢が倒れたときは大騒ぎになったのだ。



涼雅が愛夢の元へ駆けつけたとき、愛夢はまだ目を覚ましていなかった。

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