1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
そんなことを思い返しつつも私は走るスピードを上げ、
保健室の前まで行き、勢いよくドアを開けた。
そこにはまだベッドに横たわる愛夢の姿と、
心配そうに愛夢の手を握っている涼雅くんの姿があった。
「ハァッ…、涼、雅くん…」
「香菜ちゃん…、ごめんな、走らせたみたいで」
「ハァっ…うう、ん…っ、ハァ…愛夢、は?」
「まだ目を覚まさないんだ…」
「そっか…もうどれくらい経ってるの?」
「1時間…こんなに寝てるのは愛夢が海に入っていった日、以来だよな…」
「うん…」
「なんで、海に入って行ったのかな…こいつ…。
なんでこんなことのなってんだろーな、今…」
保健室の前まで行き、勢いよくドアを開けた。
そこにはまだベッドに横たわる愛夢の姿と、
心配そうに愛夢の手を握っている涼雅くんの姿があった。
「ハァッ…、涼、雅くん…」
「香菜ちゃん…、ごめんな、走らせたみたいで」
「ハァっ…うう、ん…っ、ハァ…愛夢、は?」
「まだ目を覚まさないんだ…」
「そっか…もうどれくらい経ってるの?」
「1時間…こんなに寝てるのは愛夢が海に入っていった日、以来だよな…」
「うん…」
「なんで、海に入って行ったのかな…こいつ…。
なんでこんなことのなってんだろーな、今…」