1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
「愛夢、おいっ!!ここ、開けろよっ!!」


追い出された涼雅がドンドンドンとおもいっきりドアを叩く。


でも開くわけないんだ、涼雅を追い出した後、すぐに鍵を閉めたから。


「ごめんなさい…。でも、ここは開けられないの。

…今までごめんね、…ありがとう。私、もう涼雅に関わらないから。

さようなら、だよ」


「何言って」


「もう、明日からは大丈夫。普通科に戻っていいよ。

それに、明日から迎えに来なくていいよ」


「えっ」


「だから、今日で幼なじみ終わりにしたいの」


「どういうことだよっ!?」


「…」


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