1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間

「お願いっ！！もう、一緒にいたくないの」


「…っ」


「バイバイ、したいの。お願いっ」


「…わか、った…」


そう一言、言うと、涼雅はその場から離れていった。


ごめんね…、大好きだよ…。


本当は、大好きなの…。


我慢していた涙を少しだけ流した。


「ごめんね、へ、変なとこ見せちゃって」


とすぐに涙を止めて笑った。


今私、ちゃんと笑えてるのかな…？


強くならなくちゃ。