1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
「大丈夫か?顔色悪いぞ?」


「えっ?そ、そうかな?」


「あぁ。保健室行ったほうが良いんじゃないか?」


「えっ、そんな大袈裟な」


もう、そんな大袈裟にしなくてもいいのに。


「心配なんだって、お前が」


「えっ」


「好きなヤツ、ほっとけるわけねぇーだろ」


「俊くん///」


「着いて行ってやるし行こうぜ?」


「…うん。でも、保健室じゃなくて屋上行かない?」


今は、何だか風に当たりたい気分だった私は、そう言った。

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