1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
*恋の罠
そして、それから数日後―――。


私を悩ます更なることが起こってしまった。


「名古屋さん、いる?」


「あっ、うん、ちょっと待ってね。愛夢~!!普通科の女の子が呼んでるよ~」


「あっ、うん。今行く~」


誰だろう…?


普通科に友達なんてほとんどいないのに。


「(!? この女の子って確か…)えっと…」


「突然ごめんね。ちょっと話せるかな?」


「えっ、うん」


そう言って、私たちは屋上に移動した。


「えっと…」

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