1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
「うん…。ちょっとね…。あっ、お邪魔しまーす」


「そんなに頑なになんなくていいよ。何度も来てるわけだし。

それに、今日2人とも仕事でまだ帰ってこないし」


「そうなんだ」


「うん。あっ、そこに適当に座ってて」


「あっ、うん」


うわぁ~、変わってないな~この部屋も。


全然来てなかったし。


本当、懐かしい。


「お待たせ。はい」


「ありがとう」


そう言うと私はジュースの入ったコップを香菜から受け取った。

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