1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
「涼雅?」


「悪ぃ、また今度な」


「えっ、ちょっとぉ~っ!!!」


だけど、どうしても愛夢を追い掛けずにはいられなかった。


俺は走ってアイツの姿を探した。


だけど、また何処にもいないんだ…。


前に、愛夢を見つけたあの海にも。


そして、……―残るはあと1つ。


でも、確信はない。


でも、いてくれっ!!  お願いだっ!!


いたら俺は、今度こそお前にっ…。


暗い中、ある場所に立っている1人の女(ヤツ)を見つけた。


あれは…―――、愛夢?

< 234 / 316 >

この作品をシェア

pagetop