1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
本当、どうしてこうなっちゃうんだろう…。


やっと、涼雅と両想いになれたのに…一難去ってまた一難…。


私たちってやっぱりダメ…なのかな…。



また涼雅からの電話…きっと、心配してるよね…。


もうきっと、目の腫れも引いてきてるだろうし、大丈夫…かな?


「はい」


『愛夢っ!?』


「うん」


『お前今何処にいんだよっ!!』


「えっ、屋上」


『今から直ぐにそこ行くから、動くなよっ!!』


「えっ、あっ。…切れちゃった…(涼雅、怒ってたな…)」


そんなことを思ってると、屋上にドアがバンッっと音を立てて開いた。

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