1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
そこにあったのはやっぱり涼雅だった。


「ハァ、やっと見つけた…。ずっと探してたんだからなっ!?」


涼雅、凄い疲れてる。


走って、私のこと探してくれたんだね。


「ごめんなさい…」


私はただ、そう言うしかなかった。


「もうスゲェー心配した…。お前に何かあったんじゃないかって」


その言葉が凄く嬉しかった。


「うん、ごめんね」


「愛夢が無事ならそれでいいよ」


そんな言葉に不覚にもキュンとした。


私、今からこの人を遠ざけようとしてるのに…。

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