1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
涼雅の家に来たのは良いものの、緊張する…っ。


「なぁ、今日の夕飯何にする?」


「へっ!?あっ、な、何か食べたいものある?」


「お前、緊張してんの?」


「(う゛っ…)し、してないよっ!!」


「嘘付け、バレバレだから」


やっぱり、バレてたんだ…。


「んな心配すんなよ。無理やり襲ったりなんかしねぇーよ。

お前の決心がつくまでシねぇーよ」


「えっ」


「大丈夫だって。何しろ片想い、10年だぜ?

そんなことに比べればどーってことねぇーよ」

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