1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
こうでもしないと、気が保てなかたんだ。


泣きそうで、しょうがなかった…。


泣いちゃいけない。


笑わなきゃ。


「愛夢、話を」


「でも、安心だわ。香菜を泣かしたら許さないからねっ」


「愛夢、話を聞けってっ!!」


そう涼雅に怒鳴られた。


涼雅が怒鳴るって事はほとんどなくて、驚いてビクッとなった。


「あっ、悪ぃー…。でも、俺の話を聞いて欲しい」


「…うん」


「まず最初に言っとくけど、俺は確かに、香菜ちゃんに告白されたよ。

つい昨日。だけど、俺たちは付き合ってない」

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