1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
そう涼雅に言われ、抑えていたものも抑えきれず、そのまま涼雅の胸へと飛び込んだ。


「涼雅ぁ~っ!!…好きっ、代好きなのっ。本当は離れたくなかった!

私、私、涼雅と香菜が付き合ったんだって思って、諦め様と思って、

泣きそうになったけど我慢して、2人のこと応援しようって」


「うん」


「香菜の気持ちに気付いてあげられなかった自分が凄く、悔しくて。

だから、香菜のことも遠ざけて、涼雅のことも遠ざけて、1人で考えたかったの。

私ばかり、何も考えてなくて、だから、私1人が幸せになるなんていけないと思ったの。

香菜のこと、気付いてあげられなかったのに、凄い無神経なことばかりしちゃって…。

だから、香菜に涼雅に告白するように言ったの。

2人がくっ付いたならそれでいいって、応援しようって決めたの。

だけど、やっぱり苦しくて、辛くて、泣きそうで、胸が張り裂けそうで…」


私は、今まで思っていたことを泣きながら涼雅に話した。


涼雅は私を抱き締めながらただ、静かに話を聞いてくれたんだ。

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