1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
『ちょっと大丈夫なの?もう、本当に驚いたわよ!!

警察の人から突然、電話がかかって来るんだもの』


「うん、大丈夫。心配掛けてごめんなさい」


『異常はなかったのね?』


「うん」


『涼雅くんは大丈夫なの?貴女を庇って少しケガをしたって聞いたけど』


「うん。えっ? あっ、お母さん、ちょっと待って」


「もしもし、おばさん?涼雅です」


『涼雅くん?大丈夫?』


「あっ、はい。ケガと言っても、かすり傷程度ですから」


『そうなの?よかった。ごめんなさいね…、本当にありがとう』


「いえ、そんな。それじゃあ」


『えぇ』

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