1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
その野次馬の中には、普通科の生徒や、先輩たちも混ざっていた。


暇なのかしら?


態々、こんな騒ぎ聞き付けて、ここまで来るなんて。


普通科の校舎とここは結構、離れてるんだけど…。


「…出らんねーな」


「うっ、うん…」


「あのさ、こんな騒ぎになってごめんな」


「えっ、ううん。気にしてないよ」


「ありがとう。でも、この新聞に書かれていることは嘘じゃない。

入学式で一度見かけてかてからどうしても忘れられなくて。

…好きだ。名古屋が好きだ。俺と付き合って欲しい」


って、えぇ!?


ちょっと、どうなってるのよっ!?


ほっ、本当に公衆の面前でっ!?///

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