1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
折角、香菜が言ってくれてるわけだし、これってチャンスよね?


涼雅と話せるチャンスよね?


「よしっ、じゃあお昼休みに行こう。あまり時間ないかもしれないけど」


「うん(お昼休みか…なんか。緊張する…)」


そして、お昼休みになると急いでお昼を食べて、涼雅のもとへと私たちは向かった。


前に話したかもしれないけど、2つの校舎は離れていて10分は掛かる。


「(結構遠い…。それでも涼雅は毎日、私を迎えに来てくれたんだ…)遠いね…」


「うん。あっ、この階段を下りると着くよ。普通科の塔に」


「うん(涼雅に会いたいっ!!ケンカは嫌だよ…)」


次第に私の歩くスピードは上がっていった。


「(この声…、涼雅だ。何て言ってるのかわからないけど、

涼雅の声は絶対に間違えたりしないもん)りょ…っ(!?)」



愛夢が見た光景…それは、なんと涼雅が1人の女子生徒と抱き合ったいたのだ。

< 51 / 316 >

この作品をシェア

pagetop