1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
やっぱり家にもいない…か…クソッ!!

何処に行ったんだよっ!!


まさか、愛夢がいなくなるとは思わなかった。


こんなことになるなら、あいつを無視しなければよかった…。


あんな嫉妬、しなければよかった。


避けなければよかった。


どんなに後悔しても遅いな…。


ごめん、愛夢。


そう思いながらも必死に愛夢の姿を探した。


でも、時間まであいつの姿を見つけることは出来ず、

仕方なく、待ち合わせの場所へと戻った。


「香菜ちゃ、ん…、ハァ…、い、た?」


「ハァ…、いな、い……」

< 65 / 316 >

この作品をシェア

pagetop