1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
「椿さま」


「うん。じゃあこの人は?」


「美咲」


と同じ調子で次々に質問された。


最後の人が終わり、香菜がみんなにお礼を言って戻ってもらうと、

もう一度私に目の前の男の人を私に聞いてきた。


でも、いくら聞かれても答えは同じで、知らないものは知らない…。


「愛夢っ!!本当に俺がわからないのかっ!?」


と肩を掴み、揺すってきた。


何…、この人…怖い…ーっ。


「やっ!!嫌っ!!離してくださいっ!!」



と怖がり、暴れ、涼雅から必死に逃れようとする愛夢。

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