1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
「止めて!!涼雅くん!!」



とそんな2人の間に割って入り、引き離す香菜。


離されると、愛夢は香菜の後ろへと隠れてしまった。



「愛夢…」


「兎に角よ、涼雅くん。愛夢は何故か貴方だけの記憶を失ってるのよ。

辛いとは思うけど、無理に思い出させないであげて」


「香菜ちゃん…」


「私もなるべく早く記憶が戻る方法を探してみるけど、

それまでは下手に刺激しないであげて」


「…」


「明日、愛夢を病院に連れて行こうと思うんだけど、…一緒に来ない?」


「…あぁ、行く」

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