1秒のその先♡少しずつ変わって行く距離間
『イテッ、止めろって。悪かったよ』


そんなことが確かあったな…。



「愛夢?」


「え?」


「泣いてる」


「えっ…嘘…(本当だ…、どうして?何で、私…泣いてるの?

涼雅…。この名前、確かこの場所でも…。!!

あの時、一緒にいたのはもしかして…)いっ痛い…っ」



頭が急に痛くなり、しゃがみ込んでしまった。



「いっ、痛い…っ(頭が割れそうなくらい痛い…っ)」


「愛夢っ!?どうした!?」


「あ…たま、が…いっ痛い…の」

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