君が好き。


幼い頃からの癖で、何気なく

ふと、空を見上げる。


季節は、春。

真上にあるはずの青色が
桜のピンクによって遮られる。



開いては、散り。
開いては、散り。
開いては、散り…


あたしは、恋を連想させられる。



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