美少女戦隊☆U4ジャー
─…
るみか、みゆ、
足が離れたゆきなの3人は
あすみの捜索をしていた。
「こうやって
探し初めてから
もうどれくらい経った?!」
るみかが座り込む。
「うちもう疲れたよ。」
それに続き、
「うちも疲れた~」
ゆきなもへばる。
みゆは黙って座った。
「お腹減ったし…」
3人のお腹が一斉になる。
この屋敷には
窓も時計もないので
時間が全くわからない。
するとリンゴが一個
るみかの前に
転がってきた。
「あ、リンゴ。」
ぱっと起き上がると
リンゴを追いかけて
あすみがやってきた。
「あすみ!!」
「るみか~!!」
あすみが笑顔になる。
そしてなぜか
大量の食べ物を抱えている。
「あっゆきなにみゆも!
ここにいたんだ~
良かった~」
「あすみ~!!」
ゆきなも気づく。
「どしたの、それ」
るみかが
大量の食べ物を指差す。
「これね、
さっき手に入れたの。
お人形の
ブリリアントちゃんが
くれたんだー♪」
「ブリリアントちゃん??」
ゆきなが笑って聞き返す。
「うん。優しかった。
あとみゆ、骸骨さんに
ぶつかったでしょ」
そう言いながら
るみかに食べ物を渡す。
「うん。
赤い骸骨しゃべったの!」
「他のものにぶつかったり
しないようにねって。
襲われたりするらしいから」
「わかったー」
「このパン美味しい!」
ゆきなが
クロワッサンを
かじりながら言った。
「でしょ~」
あすみは得意げだ。
「そのアップルパイも
美味しいよ」
4人はひたすら
食べ続けた。