モノクロ
利弘は自分の部屋へ戻りベットの上で寝転ぶ


手には古川さんからの手紙を持ち、読み返していた


『毎日隣にいられて嬉しいです…か』


利弘は目を閉じ、学校での風景を思い出した





キーンコーンカーンコーン…



『チャイムなったぞー
席着けー』


チャイムと同時に先生が入ってくる


利弘は走って自分の席に行き勢いよく座る


隣の席の子の机には教科書、ノートふで箱がキレイに置いてあった


その教科書を見て利弘は机の中をあさる


『やべっ』


ボソッとつぶやいた


すると突然隣の女子は何も言わず教科書をお互いの机の真ん中に置いた


『あ、ありがとうございます』


顔も見ずお礼をいった
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