バカな君

「雪見?!泣いてんの?」

「・・・・・・っふ、ぅゎあ・・・」

・・・壊したい、幼馴染なんてやだよ。

「待ってて。」

ふっと視界が暗くなって、見上げると空が手すりを使って私のところに来ようとしてた。

「「あっ・・・!」」

スローモーションのように、空がゆっくりとバランスを崩していくのが分かった。








思いっきり、手を伸ばして空をグイって自分のほうに引っ張った。





ドサッ・・・・・



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