バカな君



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「お姉ちゃん、がんばったよ」

日向が、手をギュッとしてくれた。

「でも、日向が思うに

その幼馴染っていう壁にとらわれているのは、お姉ちゃんだよ」

・・・あ・・・。

「その壁を壊すなんてムリなんだよ。だから、空君は壊さずに来てくれたんでしょ?」

「・・・うん・・・」

「だから・・・壁なんて、最初から無かったんだよ」

「うん。。。ありがとう日向」

「今日はもう寝なよ、おやすみ」

「・・・おやすみ」

日向の言葉に、2度も救われたんだね。
ありがとう。
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