数字の2…
そして、今日はクリスマスイヴ。家族揃って、ささやかだが母親が心を込めて作った御馳走やケーキを囲んで楽しいクリスマスパーティが始まっていた。

子供達は母親の手作りケーキが好きだった。

作る母親も実は若い頃、ケーキ屋さんでアルバイトした実績が有りケーキ等、スウィーツには自信が有る料理上手で近所の奥様方にも、たまに御裾分けして高い評価を得て居た。

そしてそのケーキが今日はテーブルの中央に、どうだと言わんばかりに、その存在感を主張して鎮座していたのである。
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