AMOUR

チン♪

ドアが開く。

秘書「ゆっ柚木様?
すいませんお迎えにあがらず…」

頭を下げてきた。

「大丈夫よ。
でも、随分人材の種類が変わったわね」

秘書「何かお気に召さないことでも…」

「陰でこそこそ言う奴や笑う奴も増えたわね」

私がブレザーを脱いで、イスに座った。
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