チューリップの王子様

レインさんとティータイムを続けていると、ノックも無しに部屋の扉が開いた


「見ーつけた!」


入ってきたのは、露出度高めのドレスを身に纏った金髪美女

その美女は入って来るなり私を上から下まで眺める

そして、笑った


「なんだ。心配して損したー!顔も体もどーってことないじゃん」


美女は高らかに笑うと、私に手を伸ばしてきた

そして、美女の手が私の胸をメイド服越しに掴む


「?!」

「ちっちゃい胸ー!」


美女が更に笑う
私はショックで黙りこむ

ちっちゃいかな?
そりゃ…大きいとは言えないけど

うぅ…小さくて何が悪いの?

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