チューリップの王子様
「えっ…ちょっ…グレイ様っ?!」
グレイ様はベッドの前に立っていた私を巻き込んでベッドに倒れ込む
そして、抱き枕のごとく私を抱き締めるグレイ様
聞こえてくるのはグレイ様の規則正しい寝息
「っ?!!」
な、なんで?!
お休み3秒?!
どうしよう!抜け出せない!
少しグレイ様の腕の中で抵抗してみる
でも、寝てるとは思えないほどキツく抱き締められる私
抜け出せない…
心臓壊れちゃうよー!