チューリップの王子様

「ちょっと熱が高いですが…風邪ですね」


カノンの診察を終えたレインが言った

とりあえず、ただの風邪と分かってひと安心


「…最近、寒空の下にカノンさんを放置しまくりでしたしね?」

「…ぅ」


なんとなく風邪の原因は分かっていたが、言われるとダメージでかい…

俺のせいですね…
分かっています…


「ぅ…ん?」


1人でひっそり反省していると、カノンが目を覚ました

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