チューリップの王子様

グレイ様達がお城を出てから半日が過ぎた

私はお昼分の薬を飲んでベッドの上でボーッとしていた

眠いような眠くないような…
そんな状態の私







気を緩め過ぎていたのか…
熱のせいで頭が機能していなかったのか…

私は、扉の鍵が解錠された音に気がつかなかった


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