チューリップの王子様

「…これは…?」


シルバーの指輪
ここの国の紋章まで彫られている

それがなぜ私の指に?


「俺の名前入りの誓いの指輪。妃の証」


疑問に思っているとグレイ様がサラリと告げた驚きの言葉

だって…それって…


「お前は…俺の妃」


そして、真っ直ぐ私の目を見つめながら言葉をつなげる












「俺は…お前を愛してる」



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