あの2日前
凄い!
凄い!!
どれを見ても触っても凄い!!
っていうか触っていいのか悩んだ。
触れようか触れまいかの僕の手の動きを見て仁くんは、
「普通にしろよ。友達の家なんだから。」
と言ってくれた。
絶対に壊れなさそうな大きな物だけ指先で突付くくらいの強さで触れて回った。
でも絶対に抱えて見たり、手に取ったりはしなかった。
僕は小学生ながらに、「弁償」の意味を知っていた。
だから絶対にむやみやたらと動き回りもしなかった。
僕の不自然な行動に仁くんはお腹を抱えて笑った。
「だって・・・だってぇ・・・、僕んちにこんな高そうなものなんてないから、もし壊したら弁償できないよぅ。」
僕の言葉を聞いて、一段と大きな声で仁くんは笑った。
この時、仁くんが僕の事をバカにしていることは十分に分かった。
でも、凄い楽しかった。
僕は今、親友の家で凄い物をたくさん見ていっぱい笑っている。
幸せだ。
親友っていいなぁって思った。
絶対に大切にしようって。
仁くんは「笑いすぎてお腹が痛い」と言いながら、部屋を出た。
すぐに僕がいるこの部屋に仁くんは戻ってきた。
「ゲームでもしようか?」
「うん!!!」
ずっと気になって仕方がなかった大きなTVの電源がついた。
音量は調整されているみたいで、心地いい音楽が流れる。
一緒にゲーム機の電源もついた。
このゲームはゾンビを倒して先に進みストーリーを進行するゲーム。
オープニングの恐ろしい音楽があちこちから流れて聞こえる。
怖がりの僕は思わず、肩に力が入った。
怖がっている僕に気付いた仁くんは、「わぁっ!!」と驚かした。
僕は、泣きそうになった。
「ちょっとー、仁くん。怖いよー。」
これが友達、これが親友なんだなと、このひと時を満喫していた。
凄い!!
どれを見ても触っても凄い!!
っていうか触っていいのか悩んだ。
触れようか触れまいかの僕の手の動きを見て仁くんは、
「普通にしろよ。友達の家なんだから。」
と言ってくれた。
絶対に壊れなさそうな大きな物だけ指先で突付くくらいの強さで触れて回った。
でも絶対に抱えて見たり、手に取ったりはしなかった。
僕は小学生ながらに、「弁償」の意味を知っていた。
だから絶対にむやみやたらと動き回りもしなかった。
僕の不自然な行動に仁くんはお腹を抱えて笑った。
「だって・・・だってぇ・・・、僕んちにこんな高そうなものなんてないから、もし壊したら弁償できないよぅ。」
僕の言葉を聞いて、一段と大きな声で仁くんは笑った。
この時、仁くんが僕の事をバカにしていることは十分に分かった。
でも、凄い楽しかった。
僕は今、親友の家で凄い物をたくさん見ていっぱい笑っている。
幸せだ。
親友っていいなぁって思った。
絶対に大切にしようって。
仁くんは「笑いすぎてお腹が痛い」と言いながら、部屋を出た。
すぐに僕がいるこの部屋に仁くんは戻ってきた。
「ゲームでもしようか?」
「うん!!!」
ずっと気になって仕方がなかった大きなTVの電源がついた。
音量は調整されているみたいで、心地いい音楽が流れる。
一緒にゲーム機の電源もついた。
このゲームはゾンビを倒して先に進みストーリーを進行するゲーム。
オープニングの恐ろしい音楽があちこちから流れて聞こえる。
怖がりの僕は思わず、肩に力が入った。
怖がっている僕に気付いた仁くんは、「わぁっ!!」と驚かした。
僕は、泣きそうになった。
「ちょっとー、仁くん。怖いよー。」
これが友達、これが親友なんだなと、このひと時を満喫していた。