Strawberry & Happy Birthday
No.0 prologue
それは、年に一度必ずやって来る。
私にとって最悪の日が。
学期テストでもなければ、残業の日でもない。
ましてや大切だった幼なじみの命日でもない。
私の大嫌いな日。
私の―――23回目の誕生日が。
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