Strawberry & Happy Birthday
「その反応…やっぱりお前も絡んでんな?」
「い、いえ!!私は全く何もしてません!!」
「でも水山が何かするってことは知ってるんだろう?今すぐやめさせろ!一体何百人に迷惑がかかると思ってんだ!?」
「無理です!ああなっちゃった守風ちゃんは死なない限り止りません」
「お前なら力ずくで止められるんじゃないのか?剣道やってたんだろう」
「守風ちゃんが力ずくで止まるならとっくの昔に止めてますよ。無理なんですってば。
あの時だって…-。
私が唯一勝てなかった相手ですからね。たぶん達人10人くらい連れて来ないと相手になりません」
「化け物かあいつは」
「大丈夫ですって。そんなに心配しなくても。守風ちゃんだってもう大人なんですから手荒な真似はしませんよ」
その瞬間、会場全体が薄暗くなりステージだけにスポットライトが当たる。
ようやく待ちに待ったパーティーが始まった。