記憶のつぶ

「ラーメンとチャーハン、二つづつ。」

昼飯を求めてごった返すラーメン屋。
セルフの水を泰智が二つ持ってきて置くと同時に、

「その後、どうすか?」

「んー‥しらね‥」
「気にならないんすか?」
水はちょっとぬるい‥
「じゃ、もう幸さんの事いいんですね?」

「お待たせしました!」

タイミングがいい店員だ。
俺の気持ち、そのままかもしれねぇ‥

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